雑記6・寝ても覚めても

日本は特殊な国柄だと思う。日本語しか話せなくても生きていけるし、日本固有の文化は美しいし、はっきりした四季があるし、日本精神は他の国にはないものを持っていると思う。

はてなブログを徘徊しているとほぼ毎回トップに躍り出るのが電通問題と会社関連だ。人生経験浅い学生である僕は会社について深く考えない。それとも学生であろうがなかろうが世の中について、会社について、積極的にリサーチした方がいいのだろうか。いわゆる意識高い人たちは生活レベルも自ずと高くなっていき、充実した人生を送っているはずだ。朝起きてコーヒーを飲みながらエコノミスト日経新聞とか読んでいるのだろうか。

広告業界は明るいが暗くもある。広告ってなんだよあんなものに命をかけるやつらってどうかしているんじゃないかなんて二、三年前の自分だったら思うだろうが、公共の場に設置でき大衆の目に触れさせる、それが広告である。紙一枚でどれだけの人が惹きつけられよう。グーグル先生に広告という単語だけ調べたら、言葉の意味から学術論文まで出てきてしまった。

自分は難しい言葉を使って優越に浸っているかもしれない。使い方さえ間違えっているかもしれない。なんて浅い人間なのだろう。言葉の難しさとかどうであれ相手も理解してなおかつ心の通った率直なものでないと言葉はどんどん軽くなってゆく。

自分は言葉を知らないで知識が虫食いになっていても、全然不快な気持ちにならなかったが、最近になってやっとその感情が芽生えてきた。今までコーヒーが好きで毎日飲んでいたがエスプレッソがなんのことであるか知らなかったのだ。コーヒーには様々な抽出方法があり深煎りで微細に挽いたコーヒ豆の充填したフィルターに沸騰水を加圧状態で濾す(引用:ウィキペディア)方法をエスプレッソといったらしい。

半導体がここ最近熱いらしい。半導体という単語は聞くけど実際のところなんのことなのかはさっぱりわからない。グーグル先生によると”導体と絶縁体の中間の電気伝導率をもつ物質。低温では電流をほとんど通さないが、高温になるにつれて導体として働く。トランジスタ集積回路などに広く利用される。例、シリコン・ゲルマニウム。”だそうだ。なるほどわからん。でも勉強してみるので来週までには多少の知識は蓄えておく。

たまに自分が何者なのかわからなくなってくる。憧れの人を真似している自分が本当の自分なのか、友達とバカなことをして何にも考えていない時の素が自分なのかそれら全てひっくるめたものが自分なのか。。。本当は自分なんてものはないんじゃないか。

ただ一般家庭に育ち、平凡な環境に育ち、みんな右に習えで育つ。それは確かに似たものを生み出すだろう。でも幼少時に受けた痛みやちょっとした違いが後になってバタフライ効果となって世界を面白くする。

 もし自分に予知夢を見れる能力があったとしたら、寝るのが恐ろしくなってしまうだろう。魂がストンと落ちて、精神は肉体を離れ未来の情景を見にゆくのだろう。